SUUMOカウンターを使ってみた話
どーも!子育てしやすいおうちを建てたいどんぐりです。
どんぐり家は、リクルートがやっているスーモカウンターの窓口を利用しました。
利用して良かったところと悪かったところがあります。利用するorしないの判断は人それぞれでしょうが、どんぐり家はどういう経緯だったのか紹介したいと思います。
スーモカウンターに相談した経緯
まず家を作ろうと言ったのは私どんぐりでした。その時夫は繁忙期。出張でほとんど家にいません。
とりあえず本を読んでおいてね!そのあとどうしたいか話そう!と本を渡しておきました(一方的…)。
誰も教えてくれない家づくりのすべて 2017年度版 (エクスナレッジムック)
読んでる?と聞いたら今◯章読んでる!との返事。そうだった…この人斜め読みとか効率的にやるってことができん人だった…。これでは具体的に行動に移すのがいつになるやら…だったので無理やり行動に移すことにしました。
まずは、家作りについて基本的な知識を手っ取り早くつけよう!とネットで見つけたスーモカウンターの相談窓口を予約したのです。
スーモカウンターで相談した
スーモカウンターでは、決まった担当の人がついて相談にのってくれます。簡単なアンケートに答えたり、年収について聞かれたりします。そして、注文住宅について、色々な基礎知識について教えてくれます。
ヒアリングを元に条件に合いそうな建築会社をいくつか紹介してもらえます。そこからすぐに各会社の打ち合わせ予約もとってもらえます。
なので、家が欲しいけど、何から始めたらいいかわからない人にとっては便利なサービスです。
話すことで欲しい家のイメージも固まるし、考えるきっかけにもなるので、そういう点ではSUUMOを利用して良かったです。
本当に無料なの?
「相談料金が建築費用に上乗せされない」
※スーモカウンターホームページより
すべてのサービスが無料です。また相談料金が建築費用に上乗せされることはありません。
建築会社から広告料をとっており、それを元に運営しているから建築費用が高くなることはないとまず始めに説明を受けました。
その話を聞いてまず、本当なの?嘘だろうと思いました。
なぜなら、広告料を支払っているということはその分広告宣伝費として建築会社の経費がかさんでいるわけだから、全く建築費用に入っていないと言いきるというのは無理があります。
本当のところを建築会社に聞いてみた
建築会社A…断固として割り引かないという態度
どんぐり「もしかして、スーモカウンター経由で紹介されたから値引きは難しいですか?」→ズバリ聞きました
営業「…そうですね…。(言葉を濁す)」
どんぐり「SUUMOには仲介料○%支払うんですよね」
営業「良くご存知ですね。SUUMOさん経由のお客様はなかなか厳しいのです。」
仲介料の存在を認めたうえ、仲介料は、ネットで調べた割合を言いましたらズバリ当たってました。仲介料も定額ならまだしも、率なので、なかなかな金額(消費税くらい)になります。
建築会社B…仲介料の上乗せはない
こちらも割引はしないよという態度のB社…。
どんぐり「SUUMOの仲介料があるから割引は難しいですか…?」
営業「仲介料は、入ってないですよ。単価表で積み上げているので、大きな値引きは難しいです。」
仲介料は、契約金額に入っていないと言ったB社。真実は不明ですが。
超大手みたいな○百万円割引ます!みたいに割引できる幅を持ってなさそうな工事金額だったので、割り引きたくても引くところが無さそうでした(ローコストメーカー)。
仲介料の考え方
ここからはあくまでもどんぐりが想像でいっているので、間違っているかもしれません。サンプルは2社だけですし。
まず仲介料は、存在しています。リクルートという大企業がボランティアでやっているわけありません。仕組みは、同じリクルートがやっているHotPepperなどと同じでしょう。
そして、確かにSUUMOカウンターを利用しても「建築費用の上乗せはない」んだろうと思います。ただし、SUUMOカウンターを利用しなかった顧客であればできた値引きが仲介料が発生する分できなくなる可能性があるということなんだと思います。
これが、アパートの賃貸の仲介なら堂々と仲介料○円と記載されているので、仲介サービス利用者は納得の上利用します。
しかし、SUUMOカウンターは、あくまでも利用は「無料」と言って契約に至った際の仲介料の存在を明確にしていません。この点が微妙にごまかされていると感じるところです。
もともと注文住宅は、アパートの賃貸借契約とは違い、契約金額が大きい上に金額が適正かどうか分かりにくいからかもしれません。
それだったら、初めから仲介料は○円って書いてくれたほうが納得できると思うのですがどうでしょうか?
もやもやするので消費生活センターへ通報しました
この仲介料分を割引てくれなかったということをSUUMOカウンターに言っても、建築会社に言ってもどうすることもできないでしょう。それはただのクレーマーでしょう。これから、建築会社と契約しようと考えていたので、今後の関係性を悪化させたくもありません。
このもやもやした気持ちどうしよう!
そこで、最寄りの消費生活センターに相談して、このような事例があったということを記録してもらい関係団体に通知してもらうことにしました。私には結局利益にはなりません。
消費生活センターの方には、色々聞いてもらい契約を進めるにあたってのアドバイスや具体的な相談窓口を教えていただきました。
最寄りの消費生活センターには、電話番号188で自動的に繋がります。今後万が一トラブルがあれば覚えておきたいですね。
終わりに
書いていたら、ぐだぐだと長くなって分かりにくくなってしまいました。
結局のところSUUMOは、家作りを初めて間もない情報弱者向けのサービスなんだと思います。
そして、家作りを進めて知識がついてくるとその仕組みに気が付くという…。でも気がついた時にはもうどうしようもありません。家が欲しいと思う情報弱者は、次々来ますから美味しいビジネスです(人口減少社会のなか住宅業界は先細りでしょうが…)。
○万円相当がかかったかもしれないですが、私はSUUMOカウンターを利用して良かったと思っています。なにより、動きの遅い家族の意識を変えたからです。
家が欲しいけど頭金たまってから~なんて呑気なことを言っているようでは全然貯まらない上に遅くなればなるほど、定年後に莫大な住宅ローンを抱えることになるかもしれないです。
家は欲しいと思ったときが買い時なんだと思います。最後は唐突ですが、終わります!