【保活】保育園の建築をみる
どーも、義両親との敷地内同居で注文住宅を建てるどんぐりです。
今回は、保活で家作りの知識が役にたつ話と格好いい保育園をみて感激した話。
現在保活中!
現在4月保育園入園のため保育園見学真っ只中です。いわゆる“保活”中です。
保育園で見るべきポイントって保育士さんの様子だったり立地条件などたくさんありますが、どうしても家のことを考えている頭で保育園の施設を見がちです(^^;)
でも長い時間お世話になる保育園は「第二の家」。
子どもが安全で過ごしやすい家づくりの観点が生かされると思うのです。
保育園施設チェックポイント
まだ少々の保育園を見ただけなのでいろいろあると思いますが、私が気になったのは例えばこんなところ・・・。
床は滑りやすくないか
普通のフローリングって子どもはつるつる滑りやすいんですよね。
よちよち歩きの子どもは特に。
なんだか滑りやすくて安っぽいフローリング使ってるなあ・・・とかどうしても気になってしまいます。
扉に手を挟みにくいか
子どもの施設で指はさみしやすい開き戸のところはあまりないと思います。
引き戸でも簡単に開けられるようになっていたりすると、指は挟みやすいし脱走して事故の原因になります。
高い位置に鍵があって子どもが簡単に触れないようになっているのも児童施設ならではです。この高い位置の鍵(チャイルドロック)は我が家では無事採用できることになりました。
トイレが暗くないか・清潔か
子どものころ暗いトイレは怖くありませんでしたか?
まだおむつが外れて間もない子どもが、行きやすいトイレだといいですよね。
清潔なのは言うまでもありません。
駐車場は停めやすいか
家づくりでも駐車場計画は大事!
こちらは車社会ですので、車での送迎が基本となるのですが、たまに車での送り迎え中に子どもをひいてしまうという痛ましい事故が起こったりします。
そりゃ、通勤途中のバタバタした状況で子ども連れなので事故も起こりやすい環境というもの・・・。安全に配慮された駐車場だといいです。できれば、保育園に至る道も細くないとなお良し。運転が下手くそな私は特に重要な点です(笑)
冬温かく、夏涼しい建物か?
これは一番難しい点かと思います。冷暖房なくても過ごせるのが理想ですが、この異常気象の中でそうも言ってられません。命は大事。
この夏エアコンが壊れた病院で入院患者が亡くなるという事件がありましたが、日本の建物は病院でさえもエアコンがないと人が亡くなってしまうという衝撃。住宅ですら最近ですからね。保育施設でもそこまで考えられているところは稀でしょうね。
建物の耐震は?地震の時に安全か?
見学の際に「建物の耐震は大丈夫ですか?」なんてちょっと聞きづらいですが公立保育園の場合は市役所に聞いてみるといいかもですね。小中学校でも耐震工事が終わっていない市町村が多いですからね。
あとは、高い位置に物を置いていると地震の時に危険です。
子どもが届かないように高い位置に絵本やおもちゃなどを置いている園は結構見受けられました。これだけ地震が相次いでいるのに・・・。
格好良すぎる保育園があった!
保育園も家作り中の消費者目線で見学しがちのどんぐりですが、保育園回りを行っている中、すごい格好いい建物の保育園を見学!
保育園に到着してびっくり!この保育園は志望順位が下位だったため下調べが不十分で建物のことまで調べきれてませんでした。
さすがに写真は出せませんのでこちらを。
幼児並みの落書きで申し訳ないです…。
和モダンな建物。深~い軒の出とおしゃれなトップライト。
この絵からは伝わりませんが、星野リゾート(高級リゾートホテル)かと思いましたよ!
この農村地帯に突如現れたリゾート…。
中に入ってもびっくり。
トップライトがある明るいエントランス。
そしてあちらこちらに飾ってある絵画。
しかもポップアート!
アンディ ウォーホルっぽいのとか!(キャンベル缶の人)
もう私の超ツボの絵ばかり。
聞いてみると園長先生の趣味だそうです。
児童施設って先生が色画用紙で作ったクマやらウサギやらファンシーでノスタルジックな季節の飾り付けがつきものですが、そんな子どもだましの飾り付けは一切ありません!
デザイン性ばかりではなく、子どもの安全対策も考えられていました。
気がついたのは、
- 柱の角は、丸いRコーナー
- 引き戸は指挟みしないように窪みのある戸
あまりにも衝撃を受けたので、帰宅してすぐに保育園の建築について調べました。
予想していた通り教育施設を多く手掛ける設計事務所の設計でした。
コンセプトは、
- 夏にエアコンを使わない
- 照明を出来るだけ使わない
だそうです。
深い軒の出は夏の日差しを遮るため、トップライトは明るい園舎のため。
また換気も風通しが良いように工夫しているそうです。
保育園を訪れたのが秋晴れのとても気持ちのいい日でしたが、農村の風景をバックに園舎の周りを子供達が走り回る様はとても絵になる光景でした。
終わりに
「ハコ」だけ立派でも自分の子どもにあった保育園かどうかはわかりません。そりゃそうだ。でも園舎のコンセプトがしっかりあるというのは、どういう保育園にしたいかということがはっきりしているということではないかと思いました。
なにより子どもにとってアートがごく身近な環境で育つのは悪くないなあと思う芸術の秋の日でした。
まだまだ我が家の保活は続きます!
おしまい♪